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2016/01/27

5レベル侍祭のデイドラ行脚――ナミラ

2-100002-20000 最近From2chLivesを入れたんですよ。で、この邂逅なんだけど……なんだ、この胸囲の格差社会w

 

2-30000 さて、相も変わらずデイドラ信仰をその身で確かめている北の幼馴染コンビ。

「今日はナミラ様、だっけ?」
「そうよ。確か……嫌われ者、醜いものの守護者、だったかな?」
「……なんか、聞くだにいやね」
「……蛞蝓とか蜘蛛とかも守護してるらしいしね」
「……うん、やめよう、この神様」

 そういうわけにはいきません。


2-40000「たしか、交差点のこの辺から東に道なき道を行けば……」


2-50000「……このルーンストーンを北に行くと……」


2-60000「祠に行ける道があるのよね」


2-70000「はぁ……はぁ……着いた……」
「姉さん体力ないわねぇ」
「……私は戦士じゃなくて、ただの侍祭よ」


2-80000 と、いうわけでいつも通り、レベル制限を無視してドレモラロードを呼び出そうとするも、反応なし。

「……あれ?」
「ああ、やっぱり。ほら、ナミラ様って醜いものの守護者でしょ? 不細工な信者の声にしか応えないのよ」


2-90000「なので、こんな魔法を用意してみました」


2-100000「ぶはははははは! ね、姉さんブスすぎ!」

 m9(^o^) プギャー! と爆笑するリア。

「……あんたにも、掛けてあげましょうか? 兄さんの前で」
「すいあせんした;;」

 恋する乙女にはやってはいけない脅迫だったとさ。


2-110000“――ほう。なんとも美しい定命の者が、わざわざ魔法で己を扮してまで妾に触れてくるか……。
 さて、何ゆえ妾に触れてきた? よもや妾に太陽を浴びせるためとは言うまい?”

 天空から降り注ぐ深いアルト。その深く昏い声が、二人の心臓を鷲掴みにする。

「今、仕える神を求めてデイドラの祭殿を巡っているのです」
“――面白い。我が関心を求めるのであれば、一つ働いてもらおう。汝には簡単な力を授けよう。その力を持ってアンガの遺跡に赴くがよい。
 そこには我が信徒の一部が安息を得て暮らしている。だが、そこにアーケイの信徒が訪れ、彼らの安息を乱しているのだ”

 ナミラの言葉にヴィオラたちは心得た。

「つまり、そのアーケイの信者を追い払えばいいんですね?」

 だが、その言葉は勘違いである。

“いや、与えた力をアーケイの信徒に使うだけでよい。後は我が信徒の役目よ。よいか? その呪文を唱える以外の事は、してはならぬぞ。……では行け”


2-120000「ここがアンガか~」
「アーケイの信徒って何してるんだろうね?」
「さあ? まあ、九大神の信徒だからね。大方心からの善意で、相手に迷惑かけてるんじゃないの?」
「姉さんみたいに?」
「失礼な! 私はそんなことしてないわよ!」


2-130000「「暗っ!?」」

 扉をくぐった先は、完全な無明の世界であった。多くの遺跡にある淡い明かりもない。

「これはランタン抜きじゃ歩くこともできないよ」


2-140000「……あ、明かりだ」
「あれがナミラ信者かなあ?」


2-150000「……って、こっちにいたよ、ナミラ信者」


2-160000「熱い……」
「焼ける……」

 ヴィオラとリアがランタンを持って近づくと、信徒は怯えて逃げ出した。

「あれ?」
「……ひょっとして、この人たち、ランタンや松明程度の明かりで肌が焼ける人?」


2-170000「我々に構わないでくれ、光の住人よ」
「あ、ごめんなさいね。ナミラ様からのお使いを果たしたらすぐ帰りますから」

 ナミラのお使い、という言葉が、彼らを安心させたようだ。ランタンを消したのも大きいであろう。


2-180000「う~ん、暗い」


2-190000「とりあえず、エイッ」


2-200000「おっしゃあ! 明かりがなければこっちのもんだ!」
「やっちまえ!」
「アーケイ! プロテクトミーアーケーイ!」
「……あ、あれ……?」


2-210000「……ああ、わずかに明かりがある場所で見ると、こんな感じだったんだ」
「……何やってるんだろうね、私たち。九大神を捨てたのは確かだけど……あれはちょっと……」
「……最後の一人も終わったみたいだし、帰ろっか」


2-220000 うんざりした顔の二人が遺跡を出ると、太陽の輝きアーケイのほほえみが出迎えてくれた。

「う~ん」

 その美しい輝きに晒され、遺跡の中でたまった鬱屈した心が浄化されていく。嫌気を振り払うかのように、大きく“伸び”をした二人はナミラの祭殿に戻っていった。


2-230000“よくぞ己が任を果たした。我が信徒どもはアンガの地で好きなだけ思索にふけることができよう。
 汝らの功に報いよう。我が指輪を持っていくがいい。……そして、我が信徒になるを望むなら……そうだな。その顔を焼き、同朋の血肉でも食するがよかろう。汝らの顔が醜く焼きただれ、同朋の血肉を食する様はさぞ見ものだろう……」

 高笑いを遺し、ナミラの気配は去っていった。


2-240000「うぅん、結構強いね」
「姉さんが使ってよ。私より姉さんの方が危険でしょ」


2-250000「……よし」

 報酬の分け方が決まるや否や、ヴィオラは握りこぶしを作り小さく叫んだ。

「ん?」
「こんな気味悪いところ、さっさとおさらばするわよ! 帰って斧亭で飲むわよ、今日は!」
「大賛成!」

 かくして、現世に救いを齎さない九大神に愛想を尽かし、現世利益を求めて仕える神を変えた二人の少女は、じめじめと暗く、たとえ的外れであっても善意に悪意で返したデイドラロードの下を走り去るのであった。


補足:

・胸囲の格差社会:
 うちのMOD環境では、SIのゴールデンセイントはHカップ、チェインメイルはAAカップとなってます。シスタリアのせいですね、ホントごめんw

・ナミラ:
 古代の暗黒を司るデイドラロード。スピリット・デイドラとあるので、精神のデイドラか、あるいは精霊のデイドラ。後者だとアトロナックの上位種ってことになるんだろうか?
 醜いものや嫌われ者を愛するデイドラで、似た感じのデイドラにマラキャスがいる。が、彼とは似て非なるデイドラで、多分性質的には似て非なるが故に絶対に相容れないんだろうなあ、と。その違いはマラキャス編で。

・交差点:
 オレンジロードとシルバーロードの交差点。帝都からブルーマに行く道のお話です。

・祠に行ける道:
 なぜか、途中から道がある。けもの道にしてももうちょい街道からのびていてほしいところだけど、まあ人目を避けるナミラ信者だから仕方が無いね。

・不細工な信者の声:
 魅力が20以下でないとダメって言われる。

・こんな魔法:
 能力値低下の魔法は、オークかKotNでないとVanillaでは作れません。ヴィオラはMODの恩恵です。

・アーケイ:
 生と死を司るエイドラ。吸血鬼と不死者の天敵。輪廻転生の担当者でもある。アカトシュの息子とも、定命の商人でマーラの慈悲により神に列せられたとも言われる。

・心からの善意で、相手に迷惑かけてる:
 善良な聖職者には割と有るお話。要するに、自分の価値観が万人共通だと思っていると、善意でやったことが他者を傷つけることがある、と言うお話。皆さんも気を付けましょう。もちろん俺も。

・暗っ!?:
 ほんとくらい。明かりが無いと無理です。

・怯えて逃げ出した:
 松明じゃなくてもそうなる模様。ライトでも多分駄目だね。

・ランタンを消した:
 つけたままだとバグることがあるそうですよ。

・こんな感じ:
 まあ、無関係のPCに善意のアーケイ信者を殺せって言われるよりは、恐怖の源さえ除いてくれれば後は自分が背負うよ、っていうこいつらの考えはましな方。

・同朋の血肉を食する:
 二百年後、アーティファクトだの実績だののためにこれを強制させられる伝説のドラゴンボーンがいるとかいないとか。

・姉さんが使って:
 NPCが装備してても、MODのせいて効果がない逸品。

・飲む:
 リアはまだしも、ヴィオラは世間一般の15歳並の酒飲みに過ぎない。よって翌日二日酔いで死んでたと影毒の魔法使ったとか。
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