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2020/04/20

Order of Candle - Windfall- その1

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「青い空、青い海。ちょっと藻が繁殖してるけど沖に出る邪魔になるわけじゃなし。いいところね」

 Moriarcisの件が片付き、しばらく。いまだ残暑の残るシロディールに耐えかねた3人は、アンヴィルから船に乗り、Windfallという島に遊びに来ていた。「棚ぼた」の名を冠するこの島は、一応は帝国領にあたるが、その位置は帝国本土とハイエルフの故郷、サマーセットの間にあるという。
 歴史的にも古く、金鉱銀鉱があるため豊かな土地と言える。島を収める伯爵は没し、その息子が後を継ぐなり貧民による反乱がおきているものの、現在は冷戦状態。帝国軍も過去の契約によりうかつに介入できないらしいが、まあママリアの知ったことではない。そのうちおせっかいな冒険者が解決するのだろう。タムリエルの日常だ。


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「はぁ~。そんなことより、ここでのんびり涼みましょう……」
「賛成にゃ~」
「……」

 三者三様。思い思いの休日を過ごすのであった。



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「さて、そろそろ日も暮れるし、帰りましょうk……あら?」
「降り始めたニャ」
「……急すぎる」


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「って豪雨うううぅぅぅ!?」
「いたたたたた! 雨が痛いニャ!」
「風も強い……あ、波」

「「「あ~れ~!?」」」



 

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「…………はっ!?」

 まさかの大波に流されたママリアが目を覚ますと、そこは幸いなことに遊んでいた場所からさほど遠くない対岸であった。


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「タリアちゃんとメイコちゃんも無事にいるわね。よかった」

 幸いなことに、この身はアンデッド。水流に流され岩に叩きつけられて怪我をすることはあれど、溺れて死ぬことはない。最大の懸念は離れ離れになる事であったが、それはなかったようだ。

「それにしても、今からあっちに戻るにはちょっと遠いわね……どこか宿でも借りれればいいんだけれど」


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 幸い、近くに建物があるようだ。宿が借りれれば良し。廃屋でも雨風が凌げればよいだろう。風邪もひかない身ではあるが、正直寒い。


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「……幽霊?」

 これは一体どういうことなのか。まさかの幽霊が畑を耕していた。ここは幽霊屋敷なのだろうか? あるいは──


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「「「うわぁ……」」」

 もう見るからにモラグ・バルである。吸血鬼の創造主であり凌辱と定命のものの支配を司るデイドラの王。亡き夫がこの神の信者でもあったし、かつては死霊術師の信仰と言えばこの神であった。かのマニマルコも彼を信仰していたとされる。尤も、現在においては蟲の王から蟲の神と変容したマニマルコこそが死霊術師の信仰のスタンダードとされているが。
 ママリアはどうかというと、モラグ・バルもマニマルコも信仰はしていなかった。彼女が生きるために必要なものを与えてくれたのは、契約の大公クラヴィカス・ヴァイルなのだから。


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 そのモラグ・バルの像が堂々と掲げられているのだから、吸血鬼の巣窟かとも思ったが、そこで暮らしていたのは朗らかな顔をした死霊術師の集団であった。
 名を蝋燭教団(Order of Candle)。マニマルコの教団である黒蟲教団に従うことを良しとせず、比較的世間に迷惑をかけずのんびりと研究をすることを望む集団であった。


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 教団のリーダーはママリアたちの事情(リッチであることは隠した)を聞くと、一晩の宿を貸してくれたのみならず、教団への所属を望んできた(ゲーム上無理です)。

「えっと、私たち本拠はシロディール本土で、今は旅行感覚だったんですけど」
「そうですか。いや、たまにこちらに来て研究の手伝いなどをしてくれるだけでも助かるのですが」
「……そういう事なら。名義だけの登録ってことでしょうか?」


Oblivion 2020-04-19 00-37
「と、言うわけで、形式状況団員になったわ!」
「……ローブも貰った」
「メイコはこういうの苦手ニャ」
「……まあ、私はサイズが合わなくて、適当に弄ったらマークが変なことになっちゃったけど……」


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 そうして教団の研究の手伝いをするようになり数日。教団員の一人であるArkyonに相談を持ち込まれた。

「特別なプロジェクト?」
「ああ、Netherworld Diamondという呪いのダイヤを手に入れてほしいんだ。勿論、作り話さ。歴代の持ち主の間を回るうちに泥棒よけに作られた、ね」
「まあ、詳しく聞きましょうか」
「ああ、この宝石は第二紀に歴史上から消えてしまった、とても価値のある品さ。僕が調べたところ、Altarius家が所有していた時期があると思われる。もしそうなら、この家の墓場に副葬品として眠っているかもしれないんだ。目的があって、僕はこの石を求めている。探してきてくれないか?」

 Arkyonが提示した報酬は、まあ、そこまで安くはなかった。伝承に残る宝石の価値に比べれば大したことは無かろうが。

「手が空いていれば自分で行くんだけど、今は手が離せなくてね」


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「まあ、前金代わりに薬とかも貰えたし、サクッと行ってきますか」


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「それにしても、シロディールと違って全体的に平らな土地で馬も歩きやすいわね」
「シロディールは、坂道ばかり」
「そうなのよねえ。だから転げ落ちることがままあるのよねえ」

 (あぶみ)(鞍についてる足置き場)がない、という事もあるだろうが、騎乗戦闘が発達せず、純粋な移動手段としてしか馬が使われないのは恐らくそういう事なのだろう。
 余談だが、シスタリアは馬を操ることは問題ないが、どうも馬に乗る行為自体が苦手のようで、割とママリアの補助を必要している。

「ちょっと届かなくてぴょんぴょんしてるの、可愛いのよね」


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「さて、着いたわね」

10000
「入り口のガーディアンいたけど」

20000
「ええと……これは初めて見るわね……? スケルトン?」

 MOD「Oblivion Girl Enemy」にて追加されたエネミーです。大体アンデッド。


30000
「まあ、とりあえず行きましょうか」


40000
「ここから先はリッチモードで行きましょう」

 暗闇に包まれた納骨堂。何がいるにせよ、暗視が効く方がいいに決まってるし、魔力も高い方がいい。


50000
 納骨堂の地下はどれほど深いのか。らせん状の階段をひたすら下がる。壁で先が見えないがために、ことさら長く感じる。

「3週じゃすまないわよこれ……」


60000
「ようやく下についたわね。それじゃあ戦闘開始よ!」

 まあ、戦うのは主にアンデッドの軍勢なのだが。

「ここにアンデッド以外はいないわ!」


70000
「これも追加エネミーね……グール……ゾンビと似て非なる感じ……いいわね、こういうの」


80000
「ボスもリッチのようね! ここはアイレイド(MIDAS)の魔法、Death Graspで動きを止めて……!」


90000
「インフェルノで焼き尽くす! これがリッチたる私の戦術よ!」

 インフェルノ、ダメージは大きいけどそのまま突っ切ってこれちゃうからね……。後自爆に注意。


100000
110000
 「あっさりと見つかったわね」

 リッチが守っていた石櫃の一つの横にあった宝石箱。開錠の魔法で開けてみれば、そこには普通に呪いのダイヤが眠っていた。しかし。

「え? 嘘、この宝石、安くない……?」

 第2紀から存在する伝承付きの宝石がこの値段とは一体いかなることか。宝石の価値自体はこの程度で、伝承を解する人には高く売れる可能性があるのか。あるいは呪いの噂が価値を落としているのか。


120000
130000
 ちなみにOGEで追加されたクリーチャー、今回であったのはこのくらい。

「ん~。アンデッド顔はちょっとあれだけど、それなりにかわいらしいわね。やっぱり使役するなら可愛い女の子がいいわ……うん、研究してみようっと」


150000
「というわけで、さっさと帰るわよ!」


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「ただいま。取ってきたわよ、ダイヤ」

 ママリアが帰還すると、Arkyonは嬉しそうにダイヤを受け取った。

「やはりそこにあったのか! すばらしい。これは約束の報酬だ。もう少ししたらまた頼みたいことができるので、その時は頼む」
(ああ、これ絶対続き物のパターンね……)





Oblivion 2020-04-19 19-33
「研究した結果、こんだけ呼べるようになったわ。前の召喚より多分強いわよ。まあリッチ化しないと呼べないんだけど、コスト的に」
「そういえばママリア様はなんで骨にゃ?」
「皮膚を残してしわくちゃの顔になったら嫌じゃない……ならないなら肉があってもいいんだけど……」
「……ちなみに、1匹倒れたら全員消える」
「その弱点言わないで!」

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